基礎研修は、公益社団法人日本社会福祉士会の生涯研修制度の基礎課程として、2012年度から基礎研修Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと3年間かけて受講する総合的な研修体系となっています。社会福祉士としての倫理綱領・行動規範の意味を理解するとともに、実践の基礎的知識や技術について学ぶことを目的に、基礎研修Ⅰを開催いたします。今年度新会員となられた方はもちろんのこと、旧基礎研修を受講されていない方、ぱあとなあ岡山への名簿登録希望の方、認定社会福祉士を目指す方など、多数のご参加を賜りますよう、お願い申し上げます。
■募集要項■
- ねらい
社会福祉士としての自覚を促すとともに、実践の基礎となる、価値・知識・技術について理解する。
- 到達点
・専門職が職能団体を持つ意義を知る。
・日本社会福祉士会及び都道府県社会福祉士会の組織と役割を知る。
・生涯研修制度を知る。
・社会福祉士共通基盤を知る。
・実践現場における社会福祉士の専門性をふまえた役割を知る。
・実践を踏まえて社会福祉士が倫理綱領や行動規範を持つ意味を知る。
- 受講要件 すべての社会福祉士を対象とする。
- 受講料 会員:22,000円 非会員:44,000円
- テキスト代 (受講前に各自で事前に購入しておく) https://www.jacsw-shop.com/
・基礎研修テキスト【上巻】:2,277円
・基礎研修テキスト【下巻】:2,277円
・基礎研修Ⅰワークブック:380円 合計:4,934円
- 参加申し込み方法 申込締切日 2023年8月31日(木)
申込フォームへの入力にて受け付けます。
下記URLもしくは、右記QRコードからお願いします。
また、受講料は、〆切後に送付する「受講料の入金について」の用紙に指定された方法で入金していただきます。
なお、参加申込後のキャンセルについては、研修開始の5日前(11月13日)までは、キャンセル料として1,000円(振込手数料含む)を徴収した額を返金します。4日前(11月14日)以降のキャンセルにつきましては、返金致しませんので、ご了承ください。
- 受講決定通知の送付について
今年度基礎研修Ⅰの定員は40名です。受講は、受講条件を満たす方で先着順とさせていただきます。
受講可否は、入金確認後に決定し、通知します。同時に研修会場の詳細や、注意事項をご案内します。通知は9月中旬を予定しております。
但し、それぞれの事前課題の提出をされない場合、受講決定は取消しとなります。
また、
- 研修内容
1.事前課題
◆生涯研修制度独自科目 事前課題1「社会福祉士の役割を考える」
⇒課題提出(1,200字程度)
◆ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ 事前課題1
「社会福祉士としての専門性について考える」
⇒課題提出(800字程度)
①ねらい
社会福祉士となり、専門職としての実践のあり方や研修を受ける意義を知る。
②内容
「生涯研修手帳」を読み、生涯研修制度の概略を理解する。そのうえで、社会福祉士としての専門性について考えをまとめ、生涯研修制度を通じてどのように研鑽を 進めるかをまとめる。
また、「社会福祉士の倫理綱領・行動規範」を声に出して一度読み、それをふまえて、自身が社会福祉士として大切にしたいことについてまとめる。
③注意事項
事前課題の提出をもって、集合研修1の受講を認める。
④事前課題提出締切 2023年9月30日(土)
2.集合研修1(6時間)
*新型コロナウィルス感染拡大防止の観点からオンライン研修開催になる可能性があります。
<当日日程> 2023年11月18日(土)開催
場所:きらめきプラザ (岡山市北区南方2丁目13-1)予定
時間 | 内 容 | |
9:00 | 受付開始 | |
9:30 | オリエンテーション | |
9:40 | 講義①「社会福祉士会のあゆみ」 | 生涯研修制度独自科目 |
10:40 | 講義②「日本社会福祉士会・都道府県社会福祉士会の組織」 | |
11:40 | 昼休憩 | |
12:30 | 講義③「生涯研修制度」 | |
14:00 | 演習 「社会福祉士会の専門性について考える」 | ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ |
16:30 | 終了 |
3.事前課題
◆ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ
事前課題2「社会福祉士に共通する専門性の理解」
⇒課題提出(1,200字程度)
①ねらい
社会福祉士の共通基盤について理解し、どの分野や立場においても必要な専門職の力量について理解する。
②内容
「基礎研修テキスト(上巻)」を読み、なぜ社会福祉士にとって共通基盤が必要なのか、自身の日頃の実践の振り返りをまとめる。
◆ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ
事前課題3「所属組織のソーシャルワーク実践について学ぶ」
⇒課題提出(1,200字程度)
①ねらい
自らの現状と課題及び所属組織における現状と課題について学び、今後の方向性を考察する。
②内容
所属組織におけるソーシャルワーカーとしての社会福祉士の役割を職場で活躍している先輩社会福祉士から話を聞いて現状を踏まえて考察する。そのうえで、自らの現状と課題及び組織における現状と課題についてまとめる。現在所属先がないなどの理由で、所属先で話が聞けない場合は事前課題4を3箇所にして提出する。
◆ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ
事前課題4「所属組織以外のソーシャルワーク実践について学ぶ」
⇒課題提出(2箇所以上・それぞれ1,200字程度)
①ねらい
所属組織とは異なる領域におけるソーシャルワーカー実践の現状と課題について学ぶ。
②内容
他領域におけるソーシャルワーカーとしての社会福祉士の役割を、所属組織以外の施設や事業所で活躍している先輩社会福祉士から話を聞き、所属組織以外の社会福祉士が抱えるソーシャルワーカーとしての現状と課題について考察しまとめる。
③注意事項
他領域は2ヶ所とする。
※他領域の社会福祉士からの話が聞けない受講生の配慮として、本会会員を招いての「中間課題研修会」を開催いたします。
日程は、2023年12月16日(土)14:00~16:00、きらめきプラザもしくはオンライン開催をしております。受講を希望される方は、集合研修1のときにその旨お伝えください。
講師として、
①児童分野…
②高齢分野もしくは障害分野…
③困窮者支援分野…
以上から3名の方をお招きする予定です。
◆権利擁護・法学系科目Ⅰ 事前課題1「倫理綱領・行動規範の理解」
⇒課題提出(2項目・それぞれ1,200字程度)
①ねらい
倫理綱領と行動規範のつながり、社会福祉士が行動規範を持つ意味を知り実践に役立てる。
②内容
自身の日頃の実践を振り返り、「社会福祉士行動規範」と照らし合わせ、2つの項目を取り上げ、自身の実践を、「社会福祉士行動規範」1項目につき1,200字程度で考察する。
取り上げた項目は、文字数に含めないこと。
(記載例)
■取り上げた「社会福祉士行動規範」
1-1. 社会福祉士はクライエントに対して、相互の関係は専門的援助関係に基づくものであることを説明しなければならない。
4.集合研修2(6時間)
*新型コロナウィルス感染拡大防止の観点からオンライン研修開催になる可能性があります。
<当日日程> 2024年2月18日(日)開催
場所:きらめきプラザ (岡山市北区南方2丁目13-1)予定
時間 | 内容 | |
9:00 | 受付開始 | |
9:30 | 講義①「社会福祉士に共通する専門性の理解」 | ソーシャルワーク理論系科目Ⅰ |
11:00 | 休憩 | |
11:10 | 講義②「倫理綱領・行動規範の理解」 | 生涯研修制度独自科目 |
12:40 | 昼休憩 | |
13:30 | 演習 「社会福祉士の倫理綱領の実践適用」 | |
16:30 | 終了 |
※集合研修1の詳細案内については、受講決定通知書にてご案内します。
※集合研修2の詳細案内については、集合研修1にてご案内します。
- 修了基準
・すべての事前・中間課題提出及び研修受講で修了とします。
・15分以上の遅刻・早退・欠席は認めません。
・遅刻・早退・欠席した科目は、次年度開催時に受講することで修了とします。
(延長願の申請が可能:詳細は集合研修1の際に説明します)
- 研修時にご準備いただくもの
テキスト、ワークブック
- 課題提出について
(1)提出〆切
・事前課題 2023年9月30日(土)
・中間課題 2024年1月31日(水)
(2)提出方法
原則、文書作成ソフト「ワード」で作成し、メールで下記へ提出をお願いします。FAXでの送信は不可とさせていただきます。
※「きらめきプラザ」の駐車場は一般来館者用のため、きらめきプラザの駐車場はご利用出来ませんので、ご了承ください。*公共交通機関でお越しいただくか、お車でお越しの場合は、周辺の有料駐車場(各自負担)をご利用ください。
- 年間スケジュール(2023年度)
4月~7月 | 8月 | 9月 | 11月 | 12月〜1月 | 2月 |
案内発送
(会報6月号) |
受講申込締切
(8/31) 受講料入金 案内 受講決定通知 |
事前課題提出締切
(9/30) |
集合研修1
(11/18) |
中間課題提出締切 (1/31) |
集合研修2
(2/18) |
【申込・提出・問い合わせについて】
公益社団法人 岡山県社会福祉士会 生涯研修センター
〒700-0807 岡山市北区南方2丁目13-1 きらめきプラザ7階
電話番号 086-201-5253
FAX 086-201-5340
E-mail kisoken1@csw-okayama.org2023年度基礎研修Ⅰ開催要項